レッスン風景 64 「新入生 二人目」
今日は、8月の初めから来だした、小学二年生の、『崖の上のポニョ(私は映画をまだ観てないが、、)」 の、『宗介』、似の、カワかっこいい男の子の日。
彼は、最初、お父さんと体験レッスンに来て、即決で入会することになった。
7月の中頃のことだった。
最初は、説明と相談だけで、1時間が過ぎてしまい、7月下旬にギターを買ってから、また今度はギターの基本を弾く、『体験レッスン』、を、別途することになった。
ギターは、中古店で数千円で買ったらしい。
お父さん曰く、
「まだ子どもなので、いつまで続くかわからないし、最初は中古で、続きだしたら新しいのを買ってあげよう!、、、。」
うん、私はギターの中古を勧めることはないけど、それも一つの考え方で、各人、自由ですね。
彼は手も指も、とてもちっちゃいし、まだ力もなく、音がちゃんと出なかったけど、まあ、高校生や大人でも初心者の最初の頃は、半分も音が鳴ってないことがほとんどなので、この子も、心配ないだろう、、、。
教え終わって帰る時、彼は、ドアの外で、
「ねー、僕はいつ始まるのおー?」
「ん?、もう、今日、始まったようなもんだよー。」
「ふ~ん、ねえ、僕、今度いつー?」
「来週の、この時間だよ。」
「ねえ、僕、、、」
と、また何かを言おうとしたところで、お父さんに、
「もう、時間がないから、早く車に乗りなさい」
と、手を引っ張られながら、車に連れて行かれていた。
なんか、ほっこりする風景であった。