昨日の夢(It Was Only Yesterday) その2
昨日、久しぶりに夢を見た。
その夢の中で、真っ白な壁をバックに、大貫妙子さんが歌っている。
その、反対側には彼女と向かい合って、ミキサーをコントロールしている私がいる。
彼女のマイクは、SHUREのSM58だ (今時、こんなすごい歌手は、もっと高価なコンデンサーマイクとかを、使うことだろう。)
何故、SM58なのか? それは、私が持ってるマイクだからだ(笑)。 そう、それは私の部屋で録音されているからだ。
ミキサーは、夢の中でフォーカスされなかったが、多分、私の持ってるROLAND VS-2000CDであろう?
ああ、プロがそんな機材で録る訳が無い(爆笑)。しかも、アパートの一室だったし、、。ちなみに、そのアパートは私も知らない部屋のようだった。
「うん、さすが妙(たえ)ちゃん!(私は夢の中では、彼女をそう呼んでいた)、バッチリやね!一発OKだよ」
「あら、そう?、じゃあ、今度はアキラ君の番ね!」
彼女の歌っていた曲は、今まで聴いたことのない曲だけど、彼女の曲にありそうな、ゆったりとした綺麗な伸びる歌声で、最後の方の数小節だけ、夢の中で流れた。
いつも通り、素晴らしい歌声であった。
さあ!、私の番だ。
「ごめんね!、俺はコンデンサーマイクに代えさせてもらうよ。たえちゃんの綺麗な歌声を聴かされたら、俺はせめてマイクをコンデンサーにでもしないと、、、」
まあ、コンデンサーマイクといっても、私のはaudio-technicaのAT-2020という約1万円の安物だけど、SHUREのSM58(こちらのダイナミックマイクの方が、昔からプロの現場で使われているだろう?、、、サウンドハウスで当時12000円くらいで買った。)よりは、音が広がる感じがして、私の場合、声がよくなったように感じるから、、、というほどの理由からだけで、、、だ。 ああ、往生際が悪い!、み、見苦しい
私が自分の昔のオリジナル曲の、出だしの、(あどけない君の)、という部分を歌い始めた。
「あーどけないー」
「ストップ、アキラ君、音を外してるわ!」
と、今度はたえちゃんが、ミキサー担当していて、ダメ出し、、。
もう一度、
「あーどけないー」
「ストップ、アキラ君、また音を外してるわ!」
また、もう一度、
「あーどけないー」
「ストップ、アキラ君、またまた、音を外してるわ」
ここから先に曲が、す、進めない、、、。
またまた、もう一度、
「あーどけないー」
「ストップ、アキラ君、また、(いー)って伸ばすところで、音を外してるわ」
「うん、やっぱ、たえちゃんには、バレるんやね?」
「おほほ!(笑)、アキラ君ぐらい、ハズせば誰にでも、バレるわよ! 音程も音量も、とても不安定だわ!」
「あはは(笑)、そうですね、、、」
そうこうしてると、2階の方から、「DON」、と、多分、(うるせーぞ!)、という、抗議の床ドンの音が、、、。
「たえちゃん、今日は、録音、この辺にしとこうね!」
「そ、そうね、、。」
それから場面が切り替わって、二人はコタツの中でくっついて寝そべって、楽しく何かを話してるところで、夢は終わった。
大貫妙子さんは、私よりだいぶ年上だけど、夢の中ではお互い28歳くらいで、私は間違いなく、夢の中で彼女に恋をしてた。
現実世界では、彼女の歌声に恋をしているだけだが、夢の中では、女性としての彼女に、恋をしていた。
そういえば、彼女が50代くらいの頃だろうか?、10年くらい前に、テレビでインタビューを受けてる動画を、ちょっと前ネットで見たとき、多分、彼女はずっと、おかっぱ頭?みたいな感じで、『小柄で可愛い女性だなあ、、、』、と思った記憶が蘇ってきた。
夢って、面白いですなあ、、。
◯注!! これらの文章は、私の夢の世界の出来事であって、現実の、『大貫妙子』、さんとは、何の関係もありません。
完全なフィクションです。誤解なされぬように、、、。