ギター男子とのトーク 94 「君は好みが変わってるねえ?」
中学生のイケメン男子。
彼がロックに目覚めたのは、彼の母親が昔から好きなパンクロックの、『クロマニヨンズ』、元ブルーハーツのヴォーカルの甲本さんだっけ?、のバンドの、大分でのライヴに連れて行ってもらった時かららしい。
それで最初ずっと彼はパンクばかり聴いてたそうだ、、、
まあ、今の時代、『パンク』、は割とマイナーなジャンルだろうか?
私には、『ワニマ』、が現代版パンクのように見える。あまり彼らの曲は多くは知らないが、、、。
彼は、そちらには興味がないみたいだ。
パンクが好きで悪いということはないが、パンクだけではなんか寂しい。
私から見ると、、、だけど、、、。
それから彼は、去年くらいには、『ベンチャーズ』、にハマってた。それもかなり古いなあ?(笑)
まあ、彼らもまだ、現役で大分にもコンサートに来てるみたいだが、、。
そしてだいぶ前から、彼はお母さん付き添いで、あるオールデイズなどを中心に演奏してる店にも通ってるみたいだ。
「〇〇くん?、まだオールデイズの店、通ってるの?」
「はい!」
「好きやね~。お母さんもオールデイズ、好きなの?」
「いえ、全然。、、、ピンとこないらしいです。(笑)」
「うん、何が好きでも全然、構わないんだけど、少し〇〇くんの好みは偏りすぎてて、なんか若いのに、『勿体無い』、ような気がするんだよね~?
まあ、そちらの趣味はそちらで持ってていいんで、もっと普通に若い人が聴く音楽にも関心を持って欲しいんだよね? そう、『王道』、的な音楽も聴いて欲しい。
例えば、俺の知ってるのとかだったら、『アレキサンドロス・カナブーン・キートーク・サカナクション・ワニマ・BUMP OF CHICKEN・あいみょん・キュウソネコカミ・ゲスの極み乙女・エメ・バックナンバー・グリーーン・米津玄師』、とかでもなんでもいいから、今流行ってるやつも聴いて欲しいんだよね。新旧・洋楽全般も、、、。
それにAKBグループとか聴いて好きになっても、全然おかしくない年頃じゃん?
『ドレミ、ドレミ、ドレミ』、とか、いい曲だと思うし、STU48の瀧野?ゆみこちゃんなんか、可愛いじゃん?
アイドルは音楽性は関係なさそうに見えるかもしれないけど、いい曲も多いんだよ!
特にメロディーのキャッチーな感じは、作曲やアドリブをするときの、いい参考になると思うよ。
また、曲じゃなくても、『〇〇ちゃんが可愛くて好き!』、ていうファン心理を持つことも、君みたいに若い、ある時期には大事な事のような気がするんだよね~?
けど、そっちにハマりすぎて、アイドルの追っかけになったりしても、ギターを弾く時間がなくなったりして困るけどねえ?(笑)
まあ、ワサダタウンやパークプレイスなどにも時々、無料でアイドルや歌手が来るから、行って見て来るといいよ。」
「ああ、はい。」
「うん、まず、『王道』、を見てくれ給え!』