ギター男子とのトーク 45 「作曲講座」
◯月◯日、20代のイケメン男子が、
「あの~、先生?、作曲の知識はないけど、作詞をした友達と協力して、曲を作ってみたんですけど、、、その友達が先生にこの曲のアドバイスをしてほしい!っと言ってるんですが、聴いてみてもらえますか?」
「うん、いいよ!かけてみてっ!」
彼はスマホを触り出して、すぐ曲が鳴り出した。
一通り、聴き終えた後、、、
「うん、今風の、『バックナンバー』、みたいないい曲じゃないのお?、まあ、時々、2人の歌の音程がはっきりしない部分があるけども
でも、最初に作った曲にしてはいいんじゃないのおー?
ドラムはMACの、『ガレージバンド』、ですね?、もうちょっと自分で打ち込みたいですねえ?
あと、君にはアコギしか教えてないんで、エレキを入れてるみたいだけど、少しエレキの弾き方を教えたいですねえ?、、、」
「あっ、ありがとうございますー あのー、来週から1時間レッスンのうち、40分ギター、20分作曲講座って具合にできますかあ?
」
「うん、いいよ」
次の週、メジャーの、『ダイアトニックコード』、を教えた。
うん、いや、彼はまだよく把握できていないみたいだった。
なんの理論的知識もない子に、基本を省略して、『かいつまんで教えてほしい』、と言われるとなかなか苦しいものがあるが、なんとかわかりやすい道を探って教えてみよう、、、。
ああ、『音程・インターバル』、から教えたい、、、。
多分、その方が後々、いいとは思うのだが、、、。
今はインスタント・ファストフードが好まれる時代、、、。
ああっ!、どう教えよう?、、、ああっ、悩ましい