ギター男子とのトーク 43 「音楽理論って? 2」
「先生? キーが、Aの時、クオーターチョーキングできる音って、短三度のCの音で良かったですよねー?」
「はい!、そうですよー!」
「では、キーが、Dになった場合は?、、、」
「うん、それは、Fですが、、、〇〇さん?、それはね? そんなに頭で考える必要はないですよ!、フレットを5フレットから10フレットに移動するだけでいいんですよ。こう、形でいけるとこがギターの良いところなんですよー」
「ええ?、でも私はちゃんと頭で把握したいんですよー!」
「うん、気持ちはわかりますー。そりゃあ、ドレミと、理屈で分かれればそれに越したことはないねえ、、、。
でも、ずらせばいい、っていうギター特有の個性も理解してくださいね!
」
「ああ、ええ、、、」
「よってキーがDの時だけではなく、キーがAの時のコードDの時でもFをクオーター、Eの時にもGの音をクオーターチョーキングできるんですよね?、、、部分的に転調したみたいな感じで、、、。」
「う~ん、ちょっと先生、待ってください、、、頭が混乱して来ました、、、う~ん、私にはまだちょっと早かったですかねえ?
」
「いやいや、そんなことはないですよー。ただ、音楽の把握の仕方がぎこちないってだけなのかな???、、、杓子定規?に囚われてるっていうかあ?、、、実践的な感じから離れているっていうかあ??
うん、あなたは学者になりたいのですか?、それともカッコよく弾きたいのですか?、っていう、、、う~ん、極端な言い方でした。すみません、、、
でも、どちらにしても知識はあったほうが良いですね?、あと演奏技術も、、、ああ、全部か?(笑)、、、」
、とか思いつつも、、うん、うん、気持ちはよくわかる、、、。
でもギターって形でわかってしまう楽器なんだよねー?
一つ分かれば、すぐ、並行移動して応用できる。
うん、これを使わない手はない
まあ、学校の数学で、「A+2A=3A](すみません!、もうちょっと立派な公式っぽいのを書きたいのですが、思い出せません(笑)」、みたいな公式を習ったら、あとはいろんなケースが来ても、状況が同じなら、その公式を当てはめればいいだけでしょう? 改めてまた一から分析する必要がないっていう、、、。
まあ、なんていうかあ、私が思うに、まず音が弾けることが第一なんですよー。
そのあとで余裕ができたら理論の後付けをしてもいいし、、、。
そうじゃないと、体が動かなくなっちゃう、、、。
さあさあ、まあ、どんどん弾いていってくださいな!