今日の出来事 62 「あきらにいちゃん!」
今日は、14時から最終まで満席だ!、っということで、朝10時に起きて、玄関のドアを開け、掃除機をかけていたら、突然、目の前に、うら若き女性が立っていた、、、。
「ん? 〇〇ちゃん?」
姉(長女)の娘、つまり、姪っ子だっ!
「どしたん?」
「うん、そこのスズキに車の一年点検に出しに来たんよー。それで、あきらにーちゃんの教室、見たことがなかったんで、来てみようかな?って、、、。」
「ああ、そうなん? まあ、上がって!、、、。ああ、そうだねえ? 〇〇ちゃん、俺のギター、あまり聴いたことがなかったよねえ?、聴いてく?」
「うん、確か、一度も、、、。ああ、お母さんが、『すごい白い壁の色!』って言ってたんで、どんなもんかと思ってたら、結構、綺麗じゃん」
うん、音楽の家系?、、、っていうのは意外とそうなのかもね?
音楽が当たり前すぎて、意外と身内の演奏を聴いてないんだよねえ?、、、。
うちの同居している母も、姉(次女)も、ほとんど私のギターを生で聴いてない。 うん、そんなものなんです。
姪にほとんど、体験レッスンみたいな状態で、2曲ほど弾いてみせた。
「うわー!、あきらにーちゃん、すごいっ」
うん、喜んでもらって良かった。
彼女が小学生の時、
「ねえ、あきらにーちゃんは、何のお仕事してるの?」
「うん、ギターの先生だよ!」
「エッー? うっそだー!、じゃあ、『アンパンマン』、弾いて見て?」
「うーん、ごめん、、、。知らない曲はさすがに弾けないよ、、、」
「ほーら! やっぱり、、。あきらにーちゃんの、『嘘つきっ!』、、、」
、って言われた記憶がある。
子供の尺度は怖い!、自分勝手で、容赦ない!(笑)
そんな、彼女も今は、立派な大人の女性になって、目を丸々として私の演奏を聴いてくれた。
「わー!、パチパチパチ、、、 ところで、あきらにーちゃん、その高そうな機械たち、いくらくらいするのおー?
」
「うーん? 計算したことはないけど、200万円は軽く超えるんじゃないのかなあ?」
「えーっ!怖っ」
「うーん、そんなことはないよー!、車だってそのくらいするでしょ?」
「うーん、まあ、そう言われてみればあー?、、、」
「ああ、価値観の違いっていうかあ? 、まあ俺も車があれば便利なんで、欲しいけど、貧乏人はどちらかを選ばなきゃいけないんだよ!」
「ふーん、そうなん?」
その後、彼女は新しい実家の方へも寄りたい、というので、傘も持っていない彼女と、相合傘で一緒に帰った。