音楽のいろいろ 1 「作曲」
最近の生徒さんの傾向として、若い子たちは男女ともに自分の好きな曲を弾いていきたいという人がほとんどだ。そしてたまに作曲もしてみたい
と、、、。
その作曲というのが、彼らは多少誤解していて、メロディーやコード付けだけではなく、ドラムやベース・ピアノ・ストリングアンサンブルなどを入れた、「アレンジ・編曲」、も含めて、「作曲」、と誤解していて、プロ(私もプロのことはよく知らないけど、、、。)も全員アレンジも本人がやっていると思い込んでいる様子だ。
もちろん、本人たちがすることも、たまにはあろう(バンド形式のところや、本人がパソコンとかが得意な場合とか、、、。)が、CDの曲目とかのとこに、アレンジ、編曲、〇〇、、と書かれているのを見たことがないだろうか?
それは本人のこともあるが、私が昔CDをよく買っていた頃、日本のシンガーソングライターのアレンジは、ほとんど本人とは別のアレンジャーが付いていたと記憶している。最近はCD買ってないので、知らないが、、、。
だが、今では自分の作曲段階の曲でも、やっぱり、ドラムやベースなど(オケ)が入ったDEMOを作っといたほうが、なんか説得力がありそうな気がするよね?
で、コンピューターのハードディスクレコーディングや、ソフトウェア音源などが比較的、安価に入手できるようになった昨今では、アマチュアでもオケ(伴奏)入りデモソングをプロと見劣りしないような音質で作ったりするようになってきたんだよね。
昔ながらの作曲、ギターとヴォーカルだけ、とかでも全然構わないとは思うけど、いまの時代、パソコンベースの編曲を含めた音楽制作は、作曲希望の人ならやっておいた方が良いと思います。
それには各楽器の奏法や特性なども知っておいたほうがいいね。
では、ドラムやベース・ピアノ・バイオリン・ボンゴ、、とか全部練習しなければいけない!???
うん、もちろんそうするに越した事はないが、そんな事やってたら人生終わってしまうんで、ちょろっと弾いてみるくらいはやったほうがベターだが、それぞれの楽器の特性を、資料や音源を聴いたりして、理知的な解釈で対応できる。
実際、それで私はちょっと前まで、全国の通信カラオケのデータ制作に携わっていて、全く問題なく作れてたんだから。
今もその時の私の制作したデータで、君達も歌っているのかもしれない、、、。
あっ! それといくらパソコンの音が良くても、データの打ち込み方やセンスが悪いと、下手に聴こえたり、音が悪く聴こえたりもすることがあるんだよね。
そういう私も最近、新しいパソコン(MACBOOK PRO)で作ってないんで、偉そうなことは言えないねえ?ソフトウェア音源の音がいまいち気に入らないんで、いいのを買ってから、勉強し直そうかな?とも思っているが、エアコンの買い替えが必要になりそうなので、なかなかそっちまで手が出せませんねー。
しばらくは、『ギターと外部音源で頑張りなさい!』、ということでしょうね?