レッスン風景 52 「コンピュータミュージックレッスン 3」
今日は社会人の男子生徒さんが、オーディオインターフェイス、「STEINBERG ( スタインバーグ ) / UR22mkII」・付属の「音楽ソフト、「Cubase AI」、の使い方を教えて欲しいということで、「パソコン講座・初回無料レッスン」、を行うこととなった。
基本無料レッスンは1時間の設定だが、パソコンはいろいろトラブルなんかが起きて、時間がただただ過ぎていくことが多いので、最大2時間くらいになるかもしれない旨を彼に伝えて教え始めた。
あ~、やっぱり、昔、私が持っていたソフトとはいえ、全然使っていなかったソフトなんで、勝手がよくわからず、もたもたもたもた、、、。
それでも、彼と一緒に試行錯誤しながら、なんとかいろんな操作の発見・開拓ができた。
最後に今日の集大成として、私が多重録音(一人で、ギターの伴奏・ベースパート・リードギター・歌などを何回も積み重ねて録音すること)してみることとなった。
「ねえ?メトロノームって鳴らせる?」
「あっ! ええ、はい」
「ピッ、ピッ、ピッ、ピッ、」
『ああ!なんか嫌な電子音だねえ?、、。』
、とか思って弾いていると、なんかリズムがグダグダなカッティングになってしまって、それにベース音を加えて、グダグダ、、、。
だって、元のカッティングがグダグダだと、そうならざるを得ない! あっ!威張るようなところではなかった、、、、。
その上にアドリブを弾くと、これがまた私はごまかしが上手いのか?、いい感じにまとまってくるんだよねえ?(笑)
「ああ!先生っさすがです、、、あの~ 最後にマイクもちゃんと入るか確認したいんですけど、、、。」
「うん、いいよ!歌ってみよう」
「えっ!先生、歌ってくれるんですか? すっ凄い!」
「うん、任せてくれたまえ! あ、、あーああ、ううーう、、、。」
ソニーの5000円くらいのマイクだが、音質は十分なものだった。
でも、ああ、私はすごく音痴だった。
「〇〇君、ごめんね! 今日はすごく音痴だったねえ。消しといてくれるうー?」
「いいえ、先生! いい記念なので保存させてくださいっ」
「ええっ? 消してくれないのおー?、、、」
あ~あ、また、人生の汚点を記録として残してしまった。