ギター男子とのトーク 34 「安全対策」
〇月〇日、今日はアマゾンで消化器と火災報知器を買ったのが届いた。
ここは最初から消火器が設置されてない(多分、前の人も自分で買って、出るときに持って帰ったんだろう?)ので、『やっぱ消防上、設置しとかないけんだろう?』、と思って多少お金がかかるけど買ったのだ。
男子生徒さんが、
「先生、そこまで用意するんですかあ?、勿体無い」
、と言ったが、
「うん、君は若いから分からないかもしれないけど、多分いつか消防署の人がチェックに来ると思うし、ここへんは勿体無い気もするけど、万が一の時に備えてやっておかないといけないと思うんだよね?、まあ、地震などの災害時の非常食とかの備蓄とかまでは、俺はやってないけどね。」
「ふーん、そういうものなんですかあ?」
「うん、多分、商売やってる人にはその点、よりチェックが厳しいんじゃないかなあ?、、、法律?、市の条例?なのか俺もよく分からないけど、設置義務があるんだろうし、、。」
「へえ、そうなんですかあ? 教室もお金かかって大変ですねえ?」
「うん、今回は特に引っ越しがあったんで、多分50万円は使ったと思うよ。」
「えっ!! そっ、そんなに」
「そうなんだよ。国道の拡張工事のあおりを食らってしまって、駐車場が借りられなくなりそうなんで、コツコツお金を貯めてたんだけどね。
ここは商業施設なんで家賃が高いんで、今までもそんなに贅沢はしたことないけど、今後はもっと節約しないとね?」
「先生はどう節約するんですか?」
「うん、そうねえ? 俺はギャンブルも飲み屋にも、どこか遊びに行ったりも全くしないけど、カツ丼と温泉の回数を減らすかなあ?(笑)」