レッスン風景 29 {先生のオーディオインターフェイス}
今日は先週、「もし、使ってみて良ければ、半額以下の6千円で譲るよ!」、とわずか数ヶ月前に私が買って、レッスンで2ヶ月くらい使用しただけの、スタインバーグ(今はヤマハみたい?)のUR22、というオーディオインターフェイスを貸し出していた、若き20代のイケメンMAC愛好家の生徒さんが、MACと諸々の部品と一緒にカバンに詰めて持ってきて、「あの~、認識はするんですけど、音が出ないんですけど~」、と持ってきた。
MACの、「ガレージバンド」、っていう有名なソフトとの組み合わせだ
「ん? 〇〇君、これすでに、もう認識できてるねえ?」
結局、ヘッドフォンやステレオシステムなどのアウトプットが必要であることを、彼が理解してなかったみたいだ。
でも、設定を変えるとMAC本体からも音を出せることに至った。
それから私が軽くバッキングと、それに合わせてリードギター、はたまた下手な歌を入れて見せた。彼は、それなりに感動しているように見えた、、、。(うん、この機械でこんなことも出来るのか?」、っという意味でだと思う、、、。)
「う~ん、先生! いい音に思えるけど、先生の、「MOTU ultra lite mk4 66.000円」、とそんなに違うんですか?
「う~ん、違うとは思うけど、同時に鳴らして比べたわけではないから、どうかな? 自分のインパクト(記憶、直感)では、全然違う、でもそれが、初心者に即座に理解できるレベルかどうかは自信ないね?、実際、同条件で同じ音源を鳴らして比べてみようね?」
ある曲を同じ音量レベル、条件で鳴らして比較してみた。
最初の数回、彼は「ん? 違いがあるかなあ?」
それを、10回くらい繰り返しているうちに、
「ああ! 明らかに違いがわかりましたあ!」
「どうする?買うのやめる?」
「いえ、売ってください!うちはこんないいステレオ機材を持ってないんで、今はこれで十分遊べると思いますんで、、、。」
「う、うん、そうですね、、、。一週間以内なら気に入らなくなったら返していいよ! でも、音ってこんな感じの差くらいなんですよ。ビールの銘柄の差、みたいな(笑)、でも、ずっと飲んでると、やっぱこれじゃなきゃあ!みたいな(笑)、
でも、舌が肥えてくるとそれは、決して不毛な見栄、体裁などではなく、やっぱこれでなきゃあ!と思えるよう五感が鋭くなってくるというか、、。
でも、今は発泡酒でもいいかな?みたいな?、、、。
まあ、これで、とりあえずの環境が揃ったわけだし、どんどん、パソコンで録音(DTM)していってくださいね」
私が最近、生徒さんに私の中古を売るということは、滅多にない
なぜか?、そう、昔はよく売っていたけど、今は結構長く使っている機材が多く、どこかしら不具合も出て来やすく、売った後のフォローが難しいので、めんどくさくなってきたからだ。
さて、今でも、私の弾き込んだストラトを売ってくれ、
という中、上級者が多い!
新品よりもかなり弾きやすく、音も良くなってると思うんですよね~
、でも、「売らないよ~ん(笑)」