私の音楽機材 1 「アコギ、、、彼女とソルティードック」
ずいぶん前から愛用している「エピフォン EJ200CE」。
ある時、20代の女子生徒さんに、
「今日、街中にアコギ買いに行くけど、帰り道一緒だし、買った後、飲みにでも行く?」
「行きます!連れてってください」
私はめったに女性生徒さんを飲みに誘うことなどない。まず、酒自体を飲みに行かない!(笑) まあ、女子高生が多かったので誘えない!(笑)ってこともあるけど、、、。
この時が最初で最後になるかな?
彼女は「優香」似というか、う~んちょっとイメージ違うけど、アイドル並にかなりカワイイ子だったが、別に私に下心があったわけではない。彼もいるだろうし、、、。
あっ、でもあれだけ綺麗な子だと、私は嬉しくて心の中は超デレデレ、鼻の下は3㎝以上伸びてたかもしれんね? あ~私も、しがない悲しいただの男。
ただ、彼女は電車やバスを乗り継いで、いつも1時間以上かけて頑張って通ってくれてたので、何かサービスしたかったのだ。交通費も毎回軽く千数百円以上かかってるらしい。それが月4回、、、。
街中に習いに行った方が近いだろうに、彼女はあえてウチを気に入って選んでくれた。
店に入ると、私は全然酒の事がわからない。あ~恥ずかしい。
その旨を彼女に伝えると、
「先生、ソルティードックがおいしいですよ」
「うん、じゃあ、俺もそれ」
そして彼女と同時にそれを口にした。
私、「うわっなんじゃ、こりゃあ 塩からっレモンすっぱ」
「え~ 先生、そこがおいしいじゃないですか~」、彼女はケラケラ笑ってた。
彼女は大学での話や、大きい犬が近づいてきて怖かった話など、いろいろよく話した。
私は聴くのが楽しかった。かわいい子という「生命体」、は「話の中身」までカワイイ!のだった。
ただ、時折、話すのに熱中してくると彼女の故郷の、「鹿児島弁」、が全開になって、
「ごめん!〇〇ちゃん、今の話、全然方言で何言ってるかわからんかった。もう一回標準語で話してくれる?」
「え~ 先生、ほんとに~? やっぱ、こんくらいの鹿児島弁でも通じらんのやね? ショックぅ~」
同じ九州でも、大分弁と鹿児島弁は全然違う。
大分弁は東京から来た生徒さんでも全部聞き取れるらしいが、熊本弁や鹿児島弁は全開にされると、大分県人でさえ絶対分からないと思う。
ちなみに大分弁は九州の中でも歴史、地理的な経緯
(高い山に囲まれてて、他の九州の県との交流が出来にくく少なかった。昔から商売・物流などはもっぱら船で関西圏とやってたらしい。)
から異質で、イントネーションは九州ナマリはなく、ほぼ標準語のそれ、言葉の中身は岡山あたりの関西圏の言葉に近いらしい。
かれこれ2時間くらい、彼女と飲んでた。
彼女は2杯目、3杯目もソルティードック!(笑)、私は当時唯一飲めた洋酒・ブランデーのロックにした。
楽しく飲み終わり、無事、彼女をバス停まで見送った。
あっ!、ギターの事を全然書き忘れてました。また、次回ね(笑)