新しい生徒さんとの初対面 1
ほんのちょっと前、若き悩み多き20代の男子が体験レッスンに訪れた。
彼は小学生の時からギターをやっていて、習うのもそこかしこ、いろんな教室にうろちょろ、、、(笑)。
その話を聞き、初めて演奏を聴く前、「あの~〇〇君ねえ、ごく稀にだけどねえ~、俺より上手い人は教えられないんで、お断りすることがあるんよねえ~」、と私は言っといた。けっこうギャグ、半分マジ(汗)、で、初対面の人にはよく言う事にしてるんです!
そして、私の部屋に来て、準備している間、彼は生音で、スイープやら、ライトハンドやら、速弾きやら、スラスラ弾いていた。
『うっ!上手い!速い!こ、これは俺には教えられないかも?、、こっ、断ろうかな?、、』
しかし、何かが引っ掛かる、、、。なんかそこかしこ、ボヤけてるんだッ!
「〇〇君、ちょっとその曲、このリズムマシンに合わせて弾いてくれる?」
「ハッ!、ハイ!」
「う~ん、やっぱり!、、、リズムが全然とれてないんだ!、、、まあ、私も人の事は言えないけど(笑)、もう少しお互いシャープにリズムを鍛えていこうね!」
そして、彼は3ヶ月目、かなりリズムがシャープになってきたし、ピッキングもクリアになってきた。(まだまだだけど
(笑))
ああ!恐ろしい!き、君はなぜそんなに急ぐ(速く弾きたがる)んだい?(笑) 私が追いつけないじゃないか!(笑)
彼はアドリヴ講座も習っている。けっこういい感じにはなってきているが、まだまだだッ!こっちはもっと全然教えることが、いっぱいだねっ!