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橋本  明

14歳からギターを始める。 16歳からロックバンドを始める。 18歳からヤマハ系の講師や、のちにプロとなったミュージシャン達とバンドを結成、数々のコンテストで賞を得る。 25歳 大分市の河合楽器エレキギター教室の創設者となる。 すぐにアコースティックギター講師も兼任。 同時にピアノの先生等のDTM(コンピューター音楽)講師も勤める。 35歳 河合楽器を退社し、36歳、古い一軒家を借りてアキラギター教室を開く。 一時期、全国のカラオケ配信のMIDI制作業務も兼任する。 現在は畑中(奥田)教室に移転。   写真は23歳くらいの頃の、ステージの時のもの。

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2015年12月11日 (金)

エレキ・アコギ・クラシックどれが基本? (とりあえず)その1

まず基本はクラシックとかアコギとかだから、クラシックやアコギから始めたほうがいい、、とか年輩の方とかから言われたという話をよく聞きますが、そんなことはありません。それは間違った思い込みです。ギターにどっちが基本とかはありません。

 

わかりやすく伝えるためにあえて大げさに言わせていただきますが、エレキギターとクラシックギターは基本は同じギターとはいえ、ほとんど別の楽器くらいに思ってもらったほうが良いと私は思います。

 

これらは弾き方がかなり違います。

 

もちろん弦の本数・基本チューニング・ドレミの押さえる位置等は同じですが、エレキギターにはエレキギター特有の基本・リズムのとり方(ほぼ常にインテンポ)・ノリ(2と4のアフタービート)・コードの把握の仕方(パワーコード、フルコードのルート重視・ミュート多用)・ピックの多用・ロックスタイルの多用・アドリブの多用・センス・弾き方があるという事です。よって教え方もかなり違ってきます。

 

エレキ・アコギがしたいのにクラシックギターを習いに行くというのは、回り道というより、道が違う!と私は思います。

 

例えば、ロックやポップが好きな人が歌を習うのに、日本人はまず基本は日本の心、{演歌}からだ!などと思い込み(笑)、演歌の歌の教室に習いにいったとします。

これはロックやポップ(基本的に洋楽です!根本的な感覚・センスが違います!)を目指す人にとって大きな間違い・道違いだとは思いませんか?  そう、その逆もしかりです。演歌志望の人がロックやポップを真剣に習ってもなあ?、、、まあ、突然変異的な効果も期待できないこともないけど、、、(笑)。

 

異文化(楽器)から学ぶことももちろんあるでしょう。しかし、その道(畑)違いをあえて最初に選択するのは大きな回り道をしたうえに、本業(自分が本当にしたい楽器)にとって得るものはそれほど大きくはないと思います。

 

逆に好きなことをある程度熟練したのち、ほかの文化(楽器)を学ぶと、何か良いフィードバックが本業の方にも得られると思います。

 

、、、続く、、、反響が良さそう?と感じ、気が向けばね(笑)。pencil