ギター女子とのトーク124 『好き!』
6月◯日、今日は去年の5月から習ってる中学3年生の女の子の日だった。
彼女はアコギを習っている。もうすぐ、高校受験で、一旦休むことになるだろう。
「先生、マスク忘れてきちゃった、、、」
うちに来る、小・中学生の女の子は、普通みんなタメ口だ。それはそれで、かわいく思えるのであった。
「うん、うちは今、マスクしない人が半分くらいいて、する・しないは自由だよ。それにしても君は可愛い顔をしてるねー」
「いえ、そんな、、、」
彼女は恥ずかしそうな顔をした。
「うん、美人だよ。でも、よく日焼けしてるねー」
学生時代は、けっこうスポーツや遊びで、日焼けしてる子が多く、別に珍しいことではない。
大人になったら、白くなることだろう。
今日は、彼女に一連のレッスンの最後に、私のエレキを持ってもらった。
彼女はエレキを持つなり、「薄ーい!、重ーい!」
と言って、目をキラキラさせながら、スピッツの曲のリードギターを弾いていた。
レッスンが終わって、私が、
「◯◯ちゃん、エレキどう? 好き?・嫌い?」
「好き!」
彼女は、にっこり笑った。