今日の思い 14 「海苔」
2月◯日、20代のキャプテン翼似の、イケメン男性の日。
彼は、今日、中津特産品の海苔を持ってきてくれた。
「ああ、いつもありがとね。中津のこの海苔は、本当に美味しいね」
「そうなんですよー! 去年のより、今年の方が良い出来らしいですよ」
「そうね?、いつもありがとね 私は和菓子は全くダメだけど、和食は結構好きなんだよね?、3年前、この海苔で、母が巻いた、『巻き寿司』、は最高だったね!」
「そ、そうなんですかー?」
「うん、ここ数年、母は、『巻き寿司』、作るの、めんどくさがって、去年とかのは、母が一人で、おにぎりに巻いて食べてるみたいなんだよ。今年も作ってくれないなら、俺もおにぎりに巻いて、早めに食べて行こうかな?(笑)」
うーん、母は、古き良き昭和の人間で、神社仏閣や昔ながらの縁起や習わしなどを、少なからず信仰するタイプだ。
それも悪くない面はあるとは思うが、私は年に一度、私の誕生日に、『巻き寿司』、を作ってくれた方がありがたい!
むしろ、そっちの方が大事だと思う。
作ってくれなかった年には、階段から転げ落ちたり、骨折したりした。
神さんや仏さんも立派だとは思うが、私にとってはそんなん、どうでもいいのだ。
美味しい、『巻き寿司』、の方が大事である。
私には、そちらの方が、神社仏閣に参るより、神仏の御心に沿うように思えるのだが、さてそれは、はたして間違っているのだろうか
まずは自分(個)があって、家族がいて、社会があって、、、。
宗教団体、や政治団体、国があって、最後に自分がある、というのは、あべこべだ
まあ、国(社会)と国民(個)、それは古の時代より、相互関係・相互依存の関係があり、相互作用からは逃れられないのも事実ではあるが、、、
まず自分はさておいて、『世の人の幸せを願い、また、世界中の人が幸せになったら、最後に私が幸せになれる!』
、という考え方の日本の尊敬されてる作家がいたが、、、あべこべだ、と、私は思う。
『まず、自分が幸せになれないと、相手を幸せにはできない』
そうでしょ?、自分が骨折で、『痛い痛い』、と、苦しんでるのに、他の転んでる人のこと心配しようがないし、助けようがないわさ(笑)、と、自分が骨折してみて、改めて思ったのです、、。
それは、『自分勝手』、とかいう以前の問題で、それどころじゃないでしょ?、、てこと、、、。
まずは自分を治すこと、救うこと、、、。
しかし、この世は、『二律背反』、『パラドックス』、『メビウスの帯』、のような世界?、なのかもしれない、、、。
ああ、海苔から、深い?、精神世界へ迷い込んでしまった(笑)