ギター男子とのトーク 103 「復活した高校生」
2月◯日、今日は、去年の8月に入会して、その月に2回レッスンを受けたまま、音沙汰なかった、『渡辺豪太』、をさらにイケメンにしたような、男子高校生の日だった。
「う~ん、〇〇くん、久しぶりやね? どっか、他の教室でも行ってたの?」
「いえ、あれから、勉強やバイトで忙しくて、やっと仮卒になったんで、先生にラインしようと思ったら、繋がらなくて、、、」
「あはは(笑)、ごめんね! 削除させてもらったよ!
俺は、1ヶ月と10日待って、連絡がなかった生徒さんのラインは、基本、本人に確認も取らず、削除させてもらうことにしてるんだよねー!」
「そうなんですかー、、、。」
「うん、俺は、『どうしたの?、何かあったの?』、なんて聞かないんだよ! うん、まあ、冷たい人間なんだよね?(笑)」
「あっ、あはは(汗)、、、。」
「音楽は趣味の世界、自分でやる気を出して頑張って欲しい!!、という、メッセージのつもりなんだけどね?、、、まあ、落伍者も多いけどね、、、。」
うん、本当に私はそう思ってる。私から言われてしょうがなく、また行ってみようか?、なんて世界ではない、、。
勘違いしてもらっては困る。別にスパルタ・根性もの、もしくは、人情的、お互いベタベタな世界を言ってるのではない、、、。
本当に気軽な趣味の世界なんで、あなたから自発的に来て欲しい!、だから、あなたからのアクションにしか応じない!、こちらからはコミットしない!、ということなのです。
彼は、県外の大学に4月から通うようになって、なんとか最後のチャンスで、この2月と3月、集中して習いたいという、、、。
うーん、初心者の彼にとっては、かなり厳しいスケジュールだが、『なんとか一番だけでも弾けるようになりたいです!』、という気持ちに応えられるように教えていきたいと思う!
弾けるようになる保証は、個人差や、練習量により異なるので、できないけども、、、。
彼は、そこそこの対応力があるので、去年の8月に入会した時から、ずっと続けていたら、まあ、まず3曲くらいは弾けてただろうに、、、
うん、でも、そんな現実にできなかったことを嘆いていても、しょうがない
あと、1ヶ月ちょっと、できるとこまでお互い頑張りましょう
あっ! 初心者で、あと数ヶ月後の文化祭で弾けるようにしてください!!、なんてのはお断りします!
文化祭は、余裕を持って、1年くらい前から計画して習いに来てくださいね
初心者でもうちに来れば、たいていの人が3ヶ月くらいで、簡単な曲が弾けるようになるケースが多いのですが、それと、人前で弾くのとは、また違います。
充分、余裕を持って臨む姿勢の人しか、当教室では教えません。何事も早めに、計画して習いに来てくださいね!
私が思うに、『付け焼き刃』、でやってる人は、人生、ずっと、『付け焼き刃』、なような気がします。ああ、ごめんなさいね、、、。
彼は大学に行ったら、音楽サークルに入る予定らしい。
サークルの内容にもよるが、きちんと教えてくれる人がいない場合は、やはり良い先生を探して習った方が良いと思う。
さあ、彼にはバラ色の音楽人生が待ってる!! ぜひ、地道に頑張って欲しい