ギター女子とのトーク 50 「君とカポタスト」
◯月◯日、今日は机の上に何気なく、3日間置いてある黒いカポを見て、
『ん? もしかして?』
と、いつも自分の同じ黒いカポを置いてある、スピーカーの場所を見たら、自分のはある
『あ~ん?、黒いカポの子といえば、あの子、1人だけだよなあ?、うん、〇〇ちゃんのだっ、早くラインしとこう
』
他の子は、白や、ブルーや、カメレオン色や、違うメーカーのカポを持ってるのだ。
彼女は、
「ありがとうございますー。次回まで置いといて下さいー。」
そして、次の回の時、
「実は、あの時、わたしー、カポを無くしたと思って、島村楽器に新しいのを買いに行ったんですよー。」
「ああ、ごめんね、早く気づいてあげれば良かったんだけど、、、。
俺のと一緒のものなんで、自分のだと思ってしまったんだよね、、、、
まあ、でも、カポはバネとかがダメになることもあり、消耗品だから、2個くらい持っててもいいよね?
ところで、それ、どうやって使うの?、、、」
「エッヘン!、先生、私が伝授して差し上げますー。」
と言って、彼女は私のすぐ後ろまで来て使い方を教えてくれた。
「ふ~ん、これもいいね?」
「ネッ!、先生、これ、可愛いでしょ?」
「う~ん、〇〇ちゃんねえ?、俺に、物が可愛いとか、ファッション的な良し悪しの感覚みたいなものは無いんだよねえ?〜」
「ええっ!、そうなんですか~? このカポ、可愛いじゃないですかあー
』
うん、私には、そんな事を言ってる、『君』、が、『可愛い』、ことだけは、分かる(笑)。