ギター女子とのトーク 36 「遅くなってすみません! 美女編」
当教室のルールとして、
『予約時間の10分くらい前からちょうどの時間くらいまでに来てくださいね。遅れても、10分後までには来てくださいね。10分以上遅れる時はラインでもいいから連絡くださいね。』
、というのがある。
10分以上前は、前の生徒さんが残っているか、私がシャワーを浴びていて、素っ裸か、どっちかだ
私のすごい?肉体美を見たいなら、べっ!、べつに、早く来てもらっても構いませんが、、、
。
10分以上遅れると、「あれ?、無断欠席? 何かあったのかな?」、とか心配してしまうし、また、次の生徒さんを待たせる恐れ等があるので、少し困るのだ。
ある日、20代の美女。
いつも彼女は決まって8・9分くらい遅刻する。
ラインで、『少し遅れそうです。すみません!』、とくれる時もあるし、くれない時もある。急に、『すみません、今日、急な仕事で行けなくなりましたあ、、、』、もある。
いわゆる、『ツンデレ』、タイプである。でも、彼女は忙しい、そして少しルーズ
なだけで、基本的に優しい、いい子だ
あっ!当教室では生徒さんの都合(いかなる場合でも)による当日キャンセルは、申し訳ないですが、1レッスン消費したことになります。 美女でも、そうでない人(笑)、野郎も、分け隔てなく同じです。
前日までのキャンセルは、出来るだけ補講します。ただし、翌月に繰り越しての補講や、補講の補講はできません。悪しからず、ご了承ください。
ただし、台風などの天災や、私の病気など、こちらの責によるものは、100パーセント補講させていただきます。ご安心ください。
私は彼女が来るのを、いつも、『ハラハラドキドキ』、しながら待つ。
『イライラ』なんてしたことはない。 『ハラハラ』、なのだ。
彼女が今日、来るかどうか案じながら待つのは、私にとって至福のコーヒータイムなのである。
「ピンポ~ン」
「どうぞ~!」
彼女が上がって来る。
「遅くなってすみません」
「いいえ~ 〇〇ちゃんが、いつも遅れるのは、俺に会うために念入りにお化粧をしてくれているんだろうな?っていつも思って待ってるんだよねえ~、、、
」
「あらまあ?、先生ったら、うふふっ!、、、
」
う~ん、彼女とは約2年間こういう感じで、これ以上、何も色っぽいことはないんだが、忙しい中なんとか、まったり趣味・息抜きとしてギターを続けてくれてることに、感謝を覚える今日この頃であった。