ギター男子とのトーク 18 「赤塚不二夫先生」
だいぶ前、仕事を頻繁に変える若き悩み多き男子生徒さんが、
「あの~先生、ギターのプロになりたいんですが、どうしたらなれますか?」
「う~ん、よくわからないけど、まず俺の腕くらいは超えるべきだろうね?」
「ウゥッ、、、それは無理です!やっぱり、プロはあきらめて、、と、、、」
「え~? そうなん? 早っ!!!」
「僕は現実路線ですから、、、」
「う~ん、そうかなあ?」
「、、、はい、そうなんです。じゃあ僕、医者にでもなろうかな?」
「うん、君の学力からは現実的ではないかもね?」
「う~ん、じゃあフランス料理のコックになろうかな?」
「フランス料理食べに行ったことあるの?料理得意なの?」
「いえ、行ったことないし、料理もほとんどしたことありません。」
「君、とりあえずフランス料理店に食べに行ってから考えようね?」
「あっ!それもそうですね。」
「〇〇君、君、キャラがけっこう面白いから、お笑いタレント、そう吉本の養成所とかに入ってみたらどうかい?」
「いえいえ、先生! お笑いなんて、あんな才能のいる厳しい世界は、僕には絶対無理です」
「ふ~ん、そこは分かるんだあ~。(笑)」
「職業選択の自由」、は確か憲法で保障されてるんだったっけ?でも、実際はなれないことが多いだろうね?
実際は、「なりたい職業を希望する自由」、であって、なれるかどうかは雇用者の自由なのだ、、、。うん、なんの異論もない! それが自由主義社会のルールだ
ちなみに私は、宇宙科学者か電器メーカーの製品開発者になりたかったが、諸事情があって、「しがないギターの先生」、をやらされてるっていうか、まあ、これしか選べないっていうか、、、ああ、神様のお導き、、、私は神様を信じない(あ~ごめんなさい!)けど、、、っていうか、、、。
、、、でも、しっくりハマってるのは事実ですよね?(笑)
「これでいいのだ!」
昔大好きでよく読んでた、「天才バカボン」、の、
「赤塚不二夫先生」、は、「神!」、なのかもね?