今日は、3年以上習っている、大学生男子の日だった。
彼が、新しくやりたい曲の楽譜を持ってきてたので、YouTubeで、そのプロの動画を、所々再生しながら、楽譜をもとに説明した。
テンポが書いてなかったので、テンポ測定アプリで、マウスクリックしながら、(このアプリは、マウスクリックしか対応してないんで、非常にやりにくい。昔はスペースキーで、タップテンポできるアプリがあったのだが、私には、今は見つけ出せなかった。)、テンポを測定すると、『177くらい』、と私は判定した。
すると、彼がスマホで検索したみたいで、「テンポ178です」と言ったので、そのテンポを採用することにした。
比較的早いテンポだが、 4分音符と8分音符が中心の曲だったので、ドラムの感じとかは、疾走感があるが、実際にギターを弾くのは、そんなに大変ではなかった。
まぁ、私が教えるときは、譜面中心に教えていくんだが、時々、ニュアンスが知りたい時がある。
その時だけ、そこの部分を、YouTubeで再生することがままある。
説明が全部終わると、彼が、
「先生、このイントロのリードギター、弾いてもらえますか?」
「うん、いいよ」
で、私が初見で弾いてみせた。
いや、初見ではない。先ほど説明したときに軽く弾いたのが、もうすでに私の練習になってしまっていたのだ。
よって、すぐ弾けた。
私は、思った。
『私は、鬼滅だとしたら、音楽柱か?、いやいや、柱にはまだ遠い、、、修行が足りん!、、、』
すると彼が、
「先生、すげー!、すげー!」
と言ったけど、私は、
「〇〇君、そんなに凄くはないよ。」
「そうですか?」
「うん、これは謙遜してるんじゃないよ。この曲は簡単すぎて、そんなに褒められると、逆に恥ずかしくなってるんだよ。」
「あはは、そうなんですね。でも、すごいですー
」