ギター男子とのトーク 125 「このカポ、買いました〜!」

2月日、今日は、鬼滅の刃の、『善逸』似の、20代の男子生徒さんの日だった。

 

髪の毛も、彼は金髪に染めているので、性格も明るいし、ますます善逸くんに似てきている。

 

「先生、このカポ、買いました~! REVOL EFFECTというブランドの、TUNE CLIP というのです。」

 

彼はエレキギター専攻だが、エレキもごく稀に、カポを使うことがあるのだった。

 

Tune_clip_1

Tune_clip_2

 

「えっ!、なに?、この光るの何?」

  

「ええ、これはチューナー機能も備えてるんですよー!」

 

「ふーん、初めて見たよ!、凄いアイディアだね!?」

 

「そうなんですよー。この前、ある楽器店に行ったら、そこの店のおじさんが、これを使ってるのを見て、即、買ったんですよー。2千円ちょっとでしたー。」

 

「ふーん、安いねえ。」

 

「でも、先生、例えばカポ2にした時は、合わせる音が変わるでしょう?、だから覚えるために、フレットの音を全部、図にしてみました。」

 

「どれどれ、見せてごらん?、ああ、こんなの覚えきれないでしょう? あのね、EとFの間と、BとCの間だけ半音、あとは全音(一音)といって、2個飛ばしになってるんだよ。それで6弦からEADGBEでしょ? 0フレット(開放弦から)、こうやって数えていけば、別に覚えなくて済むよ!」

  

「なるほど、そっちのほうが、簡単ですね!、ありがとうございます。」

 

そうなんです、なんでもかんでも、きちんとシステマチックにやったり、覚えたりしなくても済むことが、けっこうあるんです。

 

うん、そう、善逸くんが眠っている時の方が、力を発揮するように、時には余計な頭を使わない!、というのも、頭がいいことの、一部でありうるんですよ。