◯月◯日、今日は、例の、「美女
」、が来た。
彼女は、こんなことを書くと、
『先生ったら、ひど〜い
、ハードルを無駄に上げないでくださいー!、私は美女ではないですうー
』
とか、言われそうだが、彼女は幸い、このブログを最近あまり読んでないらしく、
『まあ、本人も特定できないだろうし、差し障りのない範囲で、いろいろ書かせてもらおうかな?
』
、ってことで、、、、、、あ~、彼女(美女)にバレたら、叱られそう、、、![]()
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彼女は仕事が忙しくて、しょっちゅうドタキャンが多くて、1ヶ月に来れる日が、たったの1.2回っていう月も多かった。
もちろん、美女といえども、当教室の規定通り、当日キャンセルは、「お流れ」、補講はできない決まりとなっていて、彼女はちゃんとそれに文句も言わず従ってくれていた。![]()
でも、最近、職場の移動で、だいぶ残業の少ない部署に配置転換されて、だいたい休みの日も決まっていて、、、、
「先生!今年からは、ちゃんと毎月4回、きちんと習えそうですー、嬉しいですうー
」
「うん、〇〇ちゃん、そうなの? よかったあ! でも、今までの記憶が残ってるせいか、本当なの?
、って思ってしまう自分がいるんだけど、、、。」
「先生!、大丈夫です!!(笑)、って、、、
」
彼女は、『運転に自信がありませーん!』、と言いながらも、裏の駐車場へバックですんなり停めた。![]()
そして、表の玄関の方へ案内して、
「〇〇ちゃん好みの、穴ぐら的な隠れ家となっていますうー
」
っと、部屋を案内すると、
「先生!? 素晴らしいじゃないですかあ?、 私好みですー
」
、と微笑んだ。
それから、
「〇〇ちゃん、まだあるんだよ! 新兵器ですー! スイッチ、オーン
」
私が玄関で使っていたスポットライトをこっちの部屋に移設したのだ。
これで楽譜も読みやすく
なった。
「わー!すごーい
パチパチパチ、、、
」
そう、彼女は、以前から、「外から全然、見えないようにしてほしいですー!」
、っと言っていた、数少ない生徒さんの一人なのだった。
『ん?なんで、彼女はそんなに、外から見えるのを嫌がるんだろう?
』
、とか思ったりもするが、そこはデリケートな部分、私には、知る由もなく、探らないのがベストであろう!、、、まあ、恥ずかしいだけでしょうけどね、、、(笑)
それから、
「〇〇ちゃん、今まで君の容姿を気軽に褒めたりしてたけど、昨今のニュースとかを見てると、
『これもセクハラ発言になっちゃうのかなあ?、、、
』
、っとか迷い出しちゃったんだよねえ?」
「あははっ
(爆笑)、先生!、気をつけたほうがいいですよー(笑)
私は褒められないより、正直、褒められたほうが嬉しい(笑)ですけど、これは人それぞれですからねえ〜![]()
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」
「あははっ
(笑)、そこへんの問題はデリケート?だね、、、
」
それからすぐ、彼女の久しぶりの曲を指導した。
「あんまり、最近、できてなかったですー
」
、とか言いながらも、結構、彼女は弾きこなしていた。
「〇〇ちゃん、結構できてるじゃないのおー!、練習してたんやね?
」
「ううん、全然(笑)、すみません![]()
」
「ああ、そうなの?」
うん、そうなのだ
、彼女の言ってることは本当だろう!、彼女はただ、『頭がいい
』、のだ、、、。
多分、彼女ならどんなことも、『さらっと!
』、できてしまうことだろう、、、。
だが、それから、16分音符の繰り返しフレーズのところで、彼女は行き詰まった、、、![]()
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「〇〇ちゃん、これは流石の君でも、結構、『反復練習』、をしていかないと無理だね?
」
「ええ、はい、、、
」
これから彼女は毎週きちんと来れるみたいなんで、彼女を教えるのがいっそう、楽しみになった。![]()
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